こんにちは!ウレタンスポンジを扱って60余年・スポンジ専門店ソフトプレンです。
「シミュレーションゴルフ」「ゴルフシミュレーター」「インドアゴルフ」「室内ゴルフ」「屋内ゴルフ」…
最近よく聞くワードですよね!
当店も、壁面を防護するスポンジについて沢山のお問い合わせをいただくようになりました。
自宅にゴルフの練習スペースを作りたいけど、設備はどうしたらいいかわからない…
壁や家具を傷つけずに安全に練習したい!
そんなあなたに向けて、この記事では、
室内ゴルフの必需品である「防球クッション」について、詳しく解説します。
シミュレーションゴルフを導入するメリット
まず、シミュレーションゴルフの設備を整える利点を考えてみましょう。
長期的な節約ができる

ゴルフ練習場での1時間の料金は1,500円前後、休日のプレー料金は12,000円から15,000円ほど。
ゴルフを趣味にすると、かなりの出費になりますよね。
そんな中で注目を集めているのが、自宅でのシミュレーションゴルフです。
例えば、月に8回練習場に通う場合(1回1時間1,500円)と、4回コースに行く場合(1回13,000円)を考えてみましょう。
練習場費用:1,500円 × 8回 = 12,000円
コースプレー費用:13,000円 × 4回 = 52,000円
合計すると、月々の出費は64,000円にもなります。
一方、自宅にシミュレーションゴルフ環境を整備すれば、
初期費用は必要になりますが、天候や時間を気にせずに好きなだけ練習できます。
通い続けた場合の費用を考えると、長期的には大きな節約になるでしょう。
さらに、自宅での練習には以下のようなメリットもあります。
移動時間の節約
深夜や早朝でも練習可能
気軽に短時間の練習ができる
家族と一緒に楽しめる
ただし、室内でゴルフを楽しむためには、適切な防球対策が欠かせません。
室内ゴルフの壁に保護が必要な理由
室内でゴルフを楽しむ際に発生する主なリスクは以下の3つです
壁のキズや凹み
ゴルフボールは高速で飛ぶため、壁に直接当たるとキズや凹みが生じます。
修理には予想以上の費用がかかる可能性があります。
安全性の問題
壁に当たったボールが予期せぬ方向に跳ね返り、家具や人に当たる二次被害のリスクがあります。
特に、硬いボールが人に当たった場合は重大な事故につながる可能性も。
騒音問題
ボールが壁に当たる際の衝撃音は予想以上に大きく、同居人や近隣住民に迷惑をかける原因となります。
お隣の家との距離が近い場合は特に注意が必要です。
防球クッションをおすすめする理由
ゴルフシミュレーターを設置する場合、設備は防球ネットまたは防球クッションが一般的です。
戸建てのご家庭であれば、防球クッションを取り付けるのがおすすめです。
防球ネットと防球クッションのメリット・デメリットを比較してみましょう。
防球ネットのメリット・デメリット

メリット
・壁や家具にボールが直接当たらないため、傷がつきにくい
デメリット
・壁との間に15~20cmのスペースが必要になるため、ゆとりのある空間でなければ設置が難しい
(室内ゴルフに必要な空間:幅3~4m、奥行5~6m、高さ2.7~3m)
・音が気になる環境の場合、吸音材や防音ブースなどの設備が別で必要になる
防球クッションのメリット・デメリット

メリット
・5~7cmのクッションを壁に直接貼り付けるため、プレーの空間を広く確保できる
・柔軟性に富み密度があるため、打球音や衝撃音の緩和が期待できる
・部屋の雰囲気を損なわない
デメリット
・両面テープや釘で留める製品は壁の原状回復が難しい
・壁紙などにより凹凸がある場合はテープがはがれやすい場合がある
・壁面への衝撃を完全に防ぐものではない
防球クッションなら省スペース・低コストでOK
広いスペースが用意できる場合や、音を気にしなくてよい場合は、ネットが適しているかもしれません。
ですが、このような環境を整えるのはなかなか難しいものです。
また、吸音材などを別で用意するのであれば、その分のお金をゴルフギアなどに使いたいですよね。
防球クッションなら、上で述べた室内ゴルフに必要な空間があれば、壁に貼るだけでスペースが完成します!
空間をなるべく広く使いたい方には特におすすめです。
また、ミスショットの衝撃と音を軽減できるので、家族や周囲への気遣いが必要な場合の対策にも最適ですよ。
スポンジ専門店ソフトプレンの防球クッションについて

構造と素材
防球クッションの構造は下のようになっています。

ウォールテクスチャーゴムスポンジ
クッション材を保護し、見た目の美しさを保つための外装材です。
インテリアに馴染みながらも、ボールの衝撃を柔らかく受け止める役割も兼ねています。
やわらかいウレタンスポンジ
ボールがぶつかったときの衝撃を分散します。
軽量で耐久性が高く、繰り返しの衝撃にも強い特性を持ちます。
両面テープ
専門の道具がなくても簡単に取り付けできるよう、両面テープ付きにしました。
選べるサイズ
2種類の厚み・2種類のサイズから、必要な面積に応じて選べます。
また、幅と長さは、+250円/枚で規格サイズ以内のサイズオーダーも可能です。


取り付け手順
設置場所の確認
スイングの方向と高さを考慮し、クッションを貼りつける範囲を決めます。
右打ちの場合、シャンクを想定して右側の壁には厚めのクッションを貼るのがよいでしょう。
寸法の測定
設置場所が決まったら、貼る部分の面積にクッションが何枚必要になるか計算します。
当店の防球クッションは、基本サイズ内であればサイズオーダーが可能です。
基本サイズを敷き詰めた際の隙間が心配な方におすすめです。
取り付け
壁と両面テープの間に空気が入らないように貼り付けます。
両面テープでの貼り付けのため、壁紙や壁の材質によって表面に凹凸がある場合、
はがれやすくなる可能性が高いです。
また、壁面にホコリがついている場合は接着力が低下します。
極力凹凸が少ない壁を選ぶこと、事前に壁面をきれいに掃除しておくことをおすすめします。

設置時の注意点
スイングスペースの確保
クッションの厚みを考慮した上で、十分なスイングスペースを確保します。
室内ゴルフに必要な空間は、幅3~4m、奥行5~6m、高さ2.7~3m程度とされていますので、
構えた時の身体の正面と背面の両側にクッションを貼る場合は、幅にその分の余裕が必要です。
効果的な配置
ボールが当たる可能性が高い場所を重点的にカバーします。
また、サイズ調整が必要な部分はサイズオーダーもご利用ください。
当店のおすすめは、シャンクが当たりやすい正面に厚み7cmのクッション、ボールが当たる可能性が低い背面に厚み5cmのクッションの配置です。
この場合、幅は最低でも3.12m必要になりますね。

※部屋の左右の壁面への衝撃緩和を目的とする商品です。練習の際は、周囲の環境に十分注意して行ってください。
おすすめの組み合わせアイテム
室内ゴルフの練習環境をさらに充実させるために、以下のアイテムを組み合わせてみてはいかがでしょうか?
ゴルフマット
自宅でのスイング練習に最適なゴルフマットは、リアルな芝生の感触を再現し、クラブや床を傷つけずに練習できます。
選ぶ際は、耐久性やサイズ、滑り止め機能の有無を確認すると良いでしょう。
パッティングマット
パッティングの精度を高めるために、自宅で手軽に練習できるパッティングマットがおすすめです。
グリーンの速さを再現したものを選ぶと、実際のコースでの感覚を養えます。
スイングトレーナー
スイングのフォームを矯正し、正しいスイングプレーンを身につけるための器具です。
柔軟性のあるシャフトや重り付きのものなど、目的に応じて選択できます。
傾斜マット
実際のコースにあるような起伏を再現できる傾斜マットがあれば、本番に近づけた実践的な練習ができます。
室内での練習に慣れてきた際に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
スポンジ専門店ソフトプレンでも傾斜マットを開発中です。続報をお楽しみに!

これらのアイテムを組み合わせることで、自宅で本格的なゴルフ練習環境を整えることができます。
おうちで快適にゴルフを楽しむために
自宅でシミュレーションゴルフを楽しむためには、適切な防球対策が欠かせません。
スポンジ専門店ソフトプレンの防球クッションは、省スペースで設置が容易な上、打球音や衝撃音の緩和にも効果が期待できます。
さらに、ゴルフマットやパッティングマット、スイングトレーナーなどの練習器具を組み合わせることで、安全かつ快適な練習環境を整えることができます。
ぜひ、これらのアイテムを活用して、自宅でのゴルフライフを充実させてください。
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