感触・コストが調節できる2層構造

当店ではソファー、マットレス、クッションの中身を2層構造にすることをおすすめしています。
2層構造は感触はもちろん、コストも調節することができます。
自分が好きな感触やお財布に優しい金額の調節などが可能です。
2層構造には決まりがあります!
・上部:ウレタンスポンジ
・下部:ウレタンチップスポンジ
「2層構造=2種類の素材」を意味します。
当店では体に当たる上部にウレタンスポンジを、土台になる下部にはウレタンチップスポンジのご使用をおすすめします。
ウレタンのスポンジは弾性、硬さにそれぞれの特徴があり、体に当たった時の感触を左右します。
土台になるウレタンチップスポンジは硬さを左右します。
同じ厚さでウレタンチップスポンジの割合を増やすと硬く感じます。
そしてウレタンスポンジよりコストが安い傾向があるためお財布に優しい金額設定も可能です。
全般的な感触を決めるウレタンスポンジ、硬さとコストに大きく影響するウレタンチップスポンジ。
この2つさえ覚えれば2層構造のすべてを理解したことになります。
ソファー、マットレス、椅子に適した素材!
ウレタンスポンジ、ウレタンチップスポンジには様々な種類があります。
ソファー、マットレス、椅子など家具クッション材におすすめなウレタンスポンジ・ウレタンチップスポンジをご紹介します。
[上部] 家具クッション材のウレタンスポンジ4種
※硬さと弾性は当店で販売しているスポンジを比較した内容です。
上部のスポンジは、肌当たり感の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
低反発ウレタンスポンジはもっちり沈み込む座り心地、高弾性ウレタンスポンジは弾むような座り心地になる傾向があります。
[下部] 家具クッション材のウレタンチップスポンジ3種
※硬さと弾性は当店で販売しているスポンジを比較した内容です。
下部のスポンジは、硬さの程度の好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
硬めのスポンジほど、沈み込みが少なくなります。
上部に使われるようなウレタンスポンジのみですと、「底つき」が起きることも多いのですが、下部にウレタンチップスポンジを使うことによって底つき防止が期待できます。
底つきとは?
ウレタンに接続している体の一部が床や椅子の板に当たり痛く感じることを言います。
※ウレタンチップスポンジは、硬さではなく密度を管理の基準にしています。
部位によって硬さにバラつきが出ますので、予めご了承ください。
スポンジ専門店がおすすめする組み合わせ!
1.やわらかめ(低反発) | 2.やわらかめ(高弾性) | 3.普通 | 4.硬め |
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低反発ウレタン + やわらかいウレタンチップ | もっとやわらかい高弾性ウレタン + やわらかいウレタンチップ | やわらかい高弾性ウレタン + 少し硬めのウレタンチップ | 硬めの高弾性ウレタン + 硬めの白ウレタンチップ |
・ゆっくり沈む ・もっちりやわらか ・落ち着きのある感触 | ・ふんわり感と弾力 ・比較的沈み込みにくい | ・沈み込みにくい ・やわらかすぎず硬すない | ・フラットな座り心地 ・へたりにくい ・沈み込まない |
※当店で販売しているスポンジの硬さを比較した内容です。
2層構造は同じ素材でも割合によって感触が変わります!
お好みの感触別の4パターンの組み合わせをご紹介しましたが、2層構造のメリットはさらに応用ができます。
やわらかめはよりやわらかく、硬めはより硬くすることができます。
素材の割合を変えることによって沈み込み、弾性はもちろんコストまで調節することができます。

当店で提案する3パターンの組み合わせから、お好きな感触とお財布に優しい割合を見つけ、最高のコストパフォーマンスを目指してください。
1.やわらかめ(低反発)
割合と沈み具合 | ![]() | ![]() | ![]() |
上部/下部の厚さ | (1)9cm/1cm | (2)5cm/5cm | (3)1cm/9cm |
コスト | 高 | 中 | 低 |
硬さ | もっちりやわらかめ | やわらかめ | やや硬め |
特徴 | 底つきの可能性がある | コスパが良い | 安価 |
※比較対象について:コスト、硬さの比較は同じ素材の中で比較した内容です。
※硬さには個人差があります。
(1)低反発ウレタンスポンジの割合を増やす → 最高のもっちり感触
もっちりした感触が好きな方におすすめ!
ただし、やわらかいウレタンチップスポンジが薄くなると底つきをする可能性があるため注意が必要です。
(2)半々にすると!
もっちりした感触を保ちながら底つきをしないようにすることができます。
(3)やわらかいウレタンチップスポンジの割合を増やす → より安価に
やわらかいウレタンチップスポンジの割合を増やすとやわらかくてしっかりした感触になります。もちろんコストも下げることができます。


2.やわらかめ(高弾性)
割合と沈み具合 | ![]() | ![]() | ![]() |
上部/下部の厚さ | (1)9cm/1cm | (2)5cm/5cm | (3)1cm/9cm |
コスト | 高 | 中 | 低 |
硬さ | ふんわりやわらかめ | やわらかめ | やや硬め |
特徴 | 底つきの可能性がある | コスパが良い | 安価 |
※比較対象について:コスト、硬さの比較は同じ素材の中で比較した内容です。
※硬さには個人差があります。
(1)もっとやわらかい高弾性ウレタンスポンジの割合を増やす → ふんわりやわらかい感触
ふわっとした高反発の感触を存分に楽しむことができます。
やわらかいウレタンチップスポンジが薄くなると底つきの可能性があるので、注意が必要です。
(2)半々にするのもおすすめ
やわらかさの中に弾力を感じられるスポンジなので、下部のやわらかいウレタンチップスポンジの沈み込みが小さくなります。
やわらかさと立ち上がりのしやすさの両方が欲しい方におすすめです。
(3)やわらかいウレタンチップスポンジの割合を増やす → より安価に
やわらかいウレタンチップスポンジの割合を増やすとやわらかくてしっかりした感触になります。
もちろんコストも下げることができます。


3.普通
割合と沈み具合 | ![]() | ![]() | ![]() |
上部/下部の厚さ | (1)9cm/1cm | (2)5cm/5cm | (3)1cm/9cm |
コスト | 高 | 中 | 低 |
硬さ | ふわふわ | 普通 | やや硬め |
特徴 | 優しい高弾性 | コスパが良い | ちょっと硬め |
※比較対象について:コスト、硬さの比較は同じ素材の中で比較した内容です。
※硬さには個人差があります。
(1)やわらかい高弾性ウレタンスポンジの割合を増やす → ふわふわした弾性が強い感触
やわらかい高弾性ウレタンは硬すぎず、やわらかすぎずが特徴です。
厚みが厚くなるほど弾性(跳ね返す力)が強くなります。
(2)半々にすることもおすすめ!
少し硬めのウレタンチップスポンジが底つきしないように土台になった上で、高弾性ウレタンスポンジが安定的に体を支えてくれます。
(3)少し硬めのウレタンチップスポンジの割合を増やす → より安価に
少し硬めのウレタンチップスポンジの割合を増やすと比較的しっかりした感触になります。
もちろんコストも下げることができます。


4.硬め
割合と沈み具合 | ![]() | ![]() | ![]() |
上部/下部厚さ | (1)9cm/1cm | (2)5cm/5cm | (3)1cm/9cm |
コスト | 高 | 中 | 低 |
硬さ | やや硬め | 硬め | しっかり硬め |
特徴 | 弾力が強い | 強い弾性+硬めの土台 | とにかく硬い |
※比較対象について:コスト、硬さの比較は同じ素材の中で比較した内容です。
※硬さには個人差があります。
(1)硬めの高弾性ウレタンスポンジの割合を増やす → ピョンピョンした弾性が強い感触
硬めの高弾性ウレタンスポンジは弾力性がかなり強いため、割合を増やせば増やすほど弾むような感触になります。
(2)半々にすることもおすすめ!
硬めの白ウレタンチップスポンジが底つきしないように土台になった上で高弾性ウレタンスポンジが安定的に体を支えてくれます。
(3)硬めの白ウレタンチップスポンジの割合を増やす → とってもしっかりした感触
硬めの白ウレタンチップスポンジの割合を増やすと、よりしっかりした感触になるためほぼ沈み込みにくくなります。もちろんコストも下げることができます。


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