はじめに|動画+記事で“失敗しない張り替え”を目指す
こんにちは!ウレタンスポンジを取り扱って60年以上・スポンジ専門店ソフトプレンです。
お気に入りの椅子の座面がへたって汚れてきた…
ダイニングチェアを全部買い替えると予算オーバー…
――そんなとき、椅子の張り替えは、新しい椅子を買うよりもコスパがよく満足度が高いDIYです。
この記事では、各ステップに対応した実演動画と、動画だけでは分かりにくい細かなコツ・注意点・失敗を防ぐポイントをセットで解説します。
椅子の張り替えは、特別な技術がなくても、道具・手順・ポイントを押さえれば誰でもできます。
本記事を見ながら進めれば、初心者のかたでも安心して挑戦できる内容になっています。
準備や作業の際にぜひ参考にしてみてくださいね!
動画をまとめて先に見たい方はこちらから!
椅子の張り替えにかかる費用と時間はどのくらい?

椅子の張り替えを始める前に、多くの方が気になるのが「費用」と「作業時間」です。
あらかじめ目安を知っておくことで、安心してDIYに取り組めます。
材料の費用目安
- 椅子の張り替えセット (道具付)
- →4,245円〜
- 生地 (Amazonなどで購入)
- →約1,500円〜
※約1.4m×1mの金額
生地は、一般的に幅が約1.3~1.6m、1mや2m単位の長さで購入できることが多いようです。
幅や素材によって変動がありますが、合皮の場合は1mあたり1,000~2,000円程度で入手できるのではないでしょうか。
座面45cm程度の一般的な椅子であれば、必要な道具とスポンジが揃ったセットでそのまま張り替えが可能です。
👉1脚分の張り替えセットはこちら
作業時間の目安
- 初心者:約60〜90分
- 慣れている場合:約30分程度
特別な技術は必要なく、手順通り進めれば初めてでも作業できます。
張り替えできる椅子の特徴
- 座面がネジで固定されている
- 生地がホチキスの針のような金具(ステープル)で留められている
上記に当てはまれば、多くの椅子で張り替え可能です。
【準備編】椅子の張り替えに必要な道具と材料
まず、道具と材料を揃えましょう。
椅子の張り替えで必要な道具には、必ず揃えておきたい道具と、
椅子・材料の状態や条件によってあると便利な道具があります。
張り替える椅子の状態・スポンジの厚さにに合わせて必要な道具をご確認ください。

最低限そろえたい道具リスト
ご家庭にもある道具が多いですが、DIY初心者の方の中には、タッカーというホチキスのような道具になじみがないという方もいるのではないのでしょうか?

座面を裏側から見た際、ステープルで留められている椅子の場合は、タッカーが欠かせません。
一度購入すれば、椅子の張り替えはもちろん、壁紙の張り替えやポスターの固定などでも活躍しますので、この機会に揃えることをおすすめします。

また、ボンドはウレタンスポンジ同士の接着に使う場合はゴム系の接着剤をお選びください。
接着剤の選び方や貼り合わせの方法について、詳しい手順は下の記事にまとめています。
あると便利な道具は?
パン切り包丁やカッターは、座面の厚みが5cm以上で、スポンジを1層構造にする場合に必要になります。
厚めのスポンジはハサミで切ることが難しく、断面がきれいに仕上がりにくいです。
切れ味が良く、刃渡りの長い道具であれば、比較的ガタガタしにくく加工もしやすいです。
※ご自宅でのスポンジのカットは、道具を問わず断面に多少のがたつき・歪みが生じます。
道具の購入場所について
タッカーと接着剤は、当店でも販売していますので、スポンジと合わせてご覧ください。
その他の道具は、ホームセンターはもちろん、Amazonや、100円ショップなどでも揃えることが可能です。
いずれもDIYコーナーに販売されていることが多い道具ですので、このページの張り替えで使用した道具を参考にしながら、揃えてみてください。
スポンジと生地の選び方
スポンジは、できれば触ってから選ぶのがおすすめです。
感触をどのように感じるかは個人差が大きく、見た目や説明だけでは、硬さや沈み込みの感覚が分かりにくいためです。
当店では厚みに合わせてサンプルを選ぶことが出来ます。詳しくはこちら
また、生地は厚みがあるほど作業が難しくなります。
初心者の方は薄手の生地から始めると失敗しにくいです。
今回の張り替えで選んだ材料は下の画像をご覧ください。

道具とスポンジがセットで届く椅子の張り替えセットがおすすめ

スポンジ専門店ソフトプレンでは、椅子の張り替えに必要なタッカー・ボンド・ハサミと、ウレタンスポンジ3枚がセットになった椅子の張り替えセットをご用意しています。
硬さは、お好みや体格に合わせて選べる3種類!
硬さの選び方はこの記事の後半でかんたんに解説します。
また、もっと詳しく知りたい場合は、あなたにぴったりの張り替えセットを手軽にチェックすることもできますので、ぜひお試しくださいね。
なぜ2種類のスポンジを使うの?
今回の張り替えでは、1層目の低反発スポンジを2枚、2層目のチップウレタンを1枚使用しています。
スポンジを複数種類使う理由が気になる方も多いのではないでしょうか?
■ 1層スポンジの場合
- 材料によっては底付き感が出やすい
- 長時間座ると疲れやすい
■ 2層構造の場合

- 下層がしっかり支える
- 上層が体をやさしく受け止める
- 座り心地と耐久性を両立できる
そのため当店では、張り替えセットに2種類のスポンジを組み合わせています。
👉 2層構造について詳しくはこちら
【5ステップ】椅子の張り替え手順(動画×記事で解説)

Step.1|座面を外す
まず椅子をひっくり返し、座面を固定しているネジの位置と本数を確認します。
ネジの位置は作業前にスマホで写真を撮っておくと、戻すときに迷いません。

ネジを外したら、なくさないように小皿や袋にまとめて保管してください。
このひと手間を加えることで、後の組み戻しがスムーズになります。
Step.2|古いカバー・スポンジをはがす
座面の裏側に打ち込まれているタッカーの芯を、マイナスドライバーやペンチで外します。

マイナスドライバーを芯と板の間に差し込み、広げてからペンチで芯を外すとかんたんです。
また、芯が切れないように少しずつ引き抜くのがコツです。
ドライバーが滑りやすいので、手元に力を入れすぎず、慎重に作業してください。
すべての芯を外し終わったら、念のため取り残しがないか確認するとよいでしょう。
カバーを外し、スポンジを座面の板から剥がします。
スポンジが板に接着されている場合は、無理に引きちぎらず、スクレーパーなどを使用して少しずつ剥がします。
Step.3|新しいスポンジをカットする
スポンジの上に座面の板を置き、マジックで外周をなぞって型を取ってください。
型取りが終わったら、刃物でスポンジをカットしていきます。
厚みが5cm以上のスポンジは、はさみではなくパン切り包丁など切れ味のよい刃物で切るのがおすすめです。
無理にハサミで切ると、切り口がゆがんだり、ボロボロになったりしてしまいます。

2層構造のスポンジの場合は、先にそれぞれのスポンジをカットしてから貼り合わせると仕上がりがきれいになります。
2枚以上のスポンジを使う場合は、一番上になるスポンジを大きめにカットするのがポイント。
座面の板がスポンジでガードされるように作ると、脚が当たったときに痛くなりにくい仕上がりになりますよ。
また、生地は固定後に余った部分をカットすることが可能なので、大きめに切っておくと安全です。
カットが終わったら貼り合わせの工程に移ります。
ボンドの効果を最大限に生かすため、貼り合わせる両面にボンドを塗ってください。
※ある程度は生地で固定されるため、ズレ防止の簡易的な塗り方で構いません。
座面の板とスポンジにも軽く塗り広げたら、座面の裏表を間違えないようにスポンジと板を重ねて、手で全体をしっかり押して貼り合わせます。
Step.4|スポンジと生地を固定する
生地(裏面が上)→ スポンジ → 座面の板の順になるように重ねます。

まずタッカーで仮止めし、生地がずれないようにします。
その後、生地をしっかり引っ張ってまとめながら、シワにならないように固定していきます。

タッカーの芯が浮いている場合は、かなづちで軽く叩いてしっかり打ち込んでください。
最後に余分な生地をカットして整えます。

Step.5|座面を椅子に戻して完成
座面の板を元の位置に合わせ、椅子を倒して座面を取り付けます。
取り付け後、軽く座ってみてガタつきがないかチェックしてください。
もしネジ穴が合いにくい場合は、座面の位置を少しずつ調整しながら固定します。

失敗しにくいスポンジの選び方
椅子の張り替え手順が確認できましたね。
続いて、スポンジの選び方について簡単に解説します。
座面45cmまでならこのセットで張り替えできます
初めて椅子の張り替えをするなら、スポンジと道具が一緒に届く張り替えセットがおすすめです!
スポンジ専門店ソフトプレンの椅子の張り替えキットには、次の3種類の感触があります。
やわらかいタイプの特徴

包み込まれるような座り心地が好きな方に向いています。
短時間の使用や、やわらかい感触を求める方におすすめです。
中間タイプの特徴

硬すぎずやわらかすぎず、バランスの良いスタンダードタイプです。
比較的沈み込みにくいタイプでもあるので、迷ったらまずこのタイプを選ぶと失敗しにくいです。
硬めのタイプの特徴

長時間座る方や、沈み込みが少ない安定した座り心地を求める方に向いています。
在宅ワークやダイニングチェアにおすすめです。
椅子の張り替えQ&A
最後に、当店でよくお問い合わせをいただく内容について紹介します。
こちらに載っていない内容は、LINE・メール・お電話でお気軽にお問い合わせください!
購入前にスポンジを触ってみたい場合
実際にスポンジを触って試せるサンプルをご用意しています。
椅子の張り替えセットのスポンジの感触を試すなら、スポンジサンプル帳がおすすめです!
椅子の張り替えセットのスポンジを含めた11種類のウレタンスポンジ、ポリエチレンフォーム(ビート板の素材)、ゴムスポンジなども一覧で比較できます。
送料無料の500円でお届けします。

座面サイズが大きい・座面が厚い場合は?
張り替えセットのスポンジのサイズが小さい場合は、スポンジ量り売りがおすすめです。
厚み・幅・奥行きを自由に指定できる量り売りなら、さまざまな椅子のサイズにピッタリの大きさでご注文可能です。
座面の厚みが5cmより厚くなる椅子の張り替えをしたい方にも最適です。
座面が厚い場合のサンプルは、厚さ5cmのブロックサンプル または 座って試せるおすわりサンプルセットがおすすめです!
どちらも重ねることが出来るサイズで、ブロックサンプルは手で押して試すことができます。
また、おすわりサンプルセットは実際に座ることが出来るサイズなので、より実際の使い心地に近い感覚でお試しできます。


まとめ|動画で確認しながら、自分に合うスポンジを選ぼう
椅子の張り替えを成功させるポイントは、次の3つです。
- 動画で手順を確認すること
- 記事のコツをしっかり押さえること
- 自分に合うスポンジを選ぶこと
迷ったら、まずはスポンジサンプルで感触を確かめてから選ぶと失敗する可能性を下げられます。
動画と記事をセットで活用しながら、ぜひチャレンジしてみてください。





